2024年06月09日
10年目を迎えた「みんなでゴロン」。
フロンティアでは、 ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を一人でも多くの方に知って欲しいという思いから本イベントを第1回からサポートさせていただいています。
本イベントは2024年6月21日の世界ALS デーに合わせて愛・地球博記念公園モリコロパークで2024年6月9日に開催されました。
年々イベントを通して繋がりが広がり、今年も多くの方にご参加いただきました。
約1000人の方が参加し、5分間じっと寝転がってALS患者の気持ちを考えました。
5分間天井しか見ることが出来ない、この時間を空間を多くの皆様と一緒に共有することができました。
フロンティアグループからもイベントを盛り上げるため総勢約100名のスタッフが参加いたしました。
ご来場の方の健康状態をサポートさせていただくために、介護・看護スタッフが、会場内でお声がけさせていただきました。
最新の福祉用具機器の展示・実機デモンストレーションもご紹介させていただきました。
そして今年もフロンティアの介護が応援するジュニアサッカークラブ「FC.FERVOR」のみんなも応援に駆けつけてくれました。
天候が心配されたイベント当日でしたが、11時には天気も回復し無事10年目のイベントを開催することができました。
メッセージコーナーでは、参加者による「早く治る病気になりますように」などの応援メッセージも数多く届けられ、勇気と感動がいっぱい詰まったイベントとなりました。
またフロンティアの介護からは、フロンティアの介護が伝えたいことがさらに身近に広く伝わるように、とてもキュートなネコのイメージキャラクター「フロンティにゃん」がお披露目となり、会場中を動いて踊って一緒にイベントをサポートしました。
6月9日「愛・地球博記念公園モリコロパーク内「地球市民交流センター」屋内広場」
無事10年目を迎えられた感謝の思いが伝えられ、フロンティアの介護のイメージキャラクター「フロンティにゃん」がお披露目となりました。 フロンティアの介護の思いを多くの方に伝えられるように今後は「フロンティにゃん」がさまざまなイベントで活動予定です。 オープニングトークでは「ゴロン」サポートを始めたきっかけを株式会社フロンティア 原口秀樹代表取締役が熱く語りました。 原口代表は、15年前ALS患者の方と初めて出逢い、以来ALSに正面から向き合い、患者の方に寄り添う決意をされたとのこと。 このイベント活動をずっと続けていく思いや決意を会場の皆様に伝えました。
最先端の福祉機器、参加型ボッチャ実演、車いすの移動を重心で操作するスライドリフト、可愛いゴロンオリジナルネイルやおいしいキッチンカーなどなど、発見!楽しい!美味しい!が紹介されました。
発明家の吉藤オリィさん、クリエーターの武藤将胤さん、開発者の織田友理子さん、当イベント総合プロデューサーの平野裕加里さんによるトークセッション。 これまでの10年、これからの10年について語られました。
会場内全員で5分間横になり「何があっても動けない」ALS患者の方々の気持ちに寄り添うチャレンジをしました。 「5分ってこんなに長いんだ」「身動きができないことってこんなに辛いことだったんだ」と会場内から驚きの声も多く上がりました。
国際的イベントにも多数出演しているコミュニケーションクリエーターMASAが、眼の動きだけでDJとVJを同時にPLAYする驚きのパフォーマンスで会場内は大いに盛り上がりました。
不登校をきっかけに出会った3ピースバンドJERRYBEANSを中心に全国の障がいを抱える仲間や技術者たちが遠隔でつながりミニライブを披露しました。
お馴染みのフォークダンスのジェンカです。会場のみんなでじゃんけんをしながらつながって、笑顔と笑い声が会場内に響き合いました。
当イベントに欠かせない曲、大事MANブラザーズの「それが大事」。 立川さんと一緒に「負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと」をみんなで歌いました。
会場内にはバラエティ豊かなブースが用意されていました。 会場に来られた多くの皆様がイベントを楽しみました。
フロンティアは介助を受ける側やサービス利用者の気持ちに寄り添い、実際に体験することで、本当に必要な介護とは何かを学び、社会や地域に貢献できる人材育成を目指しています。 本イベントを通して寄り添うこと・相手を思いやることの大切さを受け止め、引き続き本イベントを支援して参ります。