2018年06月17日

  • ALSイベント

ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を多くの方に知っていただくためスペシャルサポーターとしてイベントを盛り上げます

「フロンティア」では、福祉事業に関わる企業として本来の事業活動以外にもさまざまな福祉活動を通じ社会的責任を果たす努力を続けています。
昨年に引き続き今年も、愛・地球博記念公園モリコロパーク内“地球市民交流センター”にて開催された世界ALSデー in NAGOYA「みんなでゴロンしよう!」のイベントを「学ばない学び舎」の平野裕加里さんと共にALSをはじめとする難病の周知と研究のさらなる進展を願い開催しました。
今年は初の試みとして、遠方の方やお仕事の方などイベント会場まで来ることが難しい方にもリアルタイムでイベントの様子をお届けし、より多くの方と同じ時間を共有できるよう「Youtube」にてイベントの様子を生放送しました。来場者数は約1800名、ゴロンのメインイベント参加数は420名、東京会場を含めると500名と多くの方にご参加いただきました。
大反響で無事に終えることができたことに感謝するとともに、さらにより有意義な活動ができるようイベントを振り返りイベントの模様をご紹介させていただきます。

 

みんなでゴロンしよう!

6月17日「愛・地球博記念公園モリコロパーク内“地球市民交流センター”」

タイトル写真

チラシ配り

愛・地球博記念公園には、さまざまな施設が点在しておりたくさんのご家族連れが訪れます。少しでも多くの方に「ALS」を知っていただくため、フロンティアのスタッフはイベントのご紹介をさせていただきながら「みんなでゴロンしよう!」のチラシを配りました。

ケアリングクラウンのイリュージョンとベリーダンス

病院や被災地などを訪問して心のケアをしている道化師(クラウン)の空中浮遊などの大掛かりなイリュージョンや手品と、華やかなベリーダンスでオープニングを飾りました。

メッセージを描く女性
ステージ上の様子

メッセージボードに思いをのせて

イベントを通じてALSを知っていただき更なる研究が進み、いつの日か「治る病気」になるよう、多くの方がその思いをメッセージボードに書き込みました。

吉藤オリィ分身ロボットOriHime デモンストレーション

遠隔で映像を見たり話したりでき、離れていても一緒にいると感じられる「OriHime」。「行きたいところに行ける」「会いたい人に会える」「存在の価値」を分身ロボットOriHimeを使って愛知県長久手のモリコロパークと他会場の東京にある立正大学をつなぎ生中継を試みました。

ステージ上の様子
ステージ上の様子

元中日ドラゴンズ 立浪和義さんと一緒にキャッチボール

立浪さんと一緒にキャッチボールをしたり、サインボールのプレゼントがあったりと、盛りだくさんの楽しいイベントでした。

恩田聖敬さんプロデュース「ALS〇×クイズ」

ALSに関するさまざまなことをクイズにしてわかりやすく解説。会場全員で盛り上がりながら、楽しくALSを学ぶことができました。

各種体験イベント

最新の福祉用具の展示や子供たちが楽しめるものづくり教室などさまざまな催し物があり、こちらも多いに盛り上がりました。

大事MAN ブラザーズバンド立川俊之ミニライヴ「それが大事」

負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと、ダメになりそうな時それが一番大事…。1991年に大ヒットした「それが大事」を立川俊之さんと一緒に皆で声を合わせて歌い、勇気と元気をいただきました。

みんなでゴロンの様子

みんなでゴロン

メインイベント「みんなでゴロンしよう!」が始まりました。何もできず天井を見つめるだけの5分間で難病ALSの擬似体験を行います。長いような短いような5分間。この体験を通じて全員で気持ちを共有します。

武藤将胤さんによる「EYE VDJ」の実演

目の動きを感知するメガネを使って目の動きだけでプレイする「EYE VDJ」。音と映像を自由自在に操る素晴らしいパフォーマンスでした。

最後に

運動神経が急速に破壊され、体がだんだん動かなくなる難病ALSはまだ原因も治療法も見つかっておらず、病気の存在をご存じない方も多数いらっしゃいます。少しでも多くの方にALSについて知っていただき、研究が進められることで「治る病気」になる日が来ることを願い、この活動は世界中で続けられてきました。
今回はYoutubeでの生放送を試みることで、より多くの方にこのイベントに参加していただき、ALSを知っていただくことができました。
フロンティアは今後もこのような意義のある社会福祉活動をサポートしてまいります。

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